死亡後の公共料金(電気・ガス・水道)の名義変更・解約手続きについて
※電力会社・ガス会社・水道局のホームページではありません
当事務所は電力会社・ガス会社・水道局の問い合わせ窓口ではありません。相続発生のご連絡や必要書類の確認等については直接電力会社・ガス会社・水道局へお問い合わせください。
公共料金の名義変更・解約を忘れずに!
身近な人が亡くなった後は、大小さまざまな手続きが必要になります。
電気・ガス・水道等の公共料金の名義変更・解約手続きもその一つですが、手続きを忘れていたために引き落としができなかった、余計なお金を払う事になってしまった、という方も一定数いらっしゃいます。
電気ガス水道はどうしたらいい?
ここでは、電気・ガス・水道等の公共料金の名義変更・解約手続きについてくわしく解説するとともに、公共料金の名義変更・解約手続きをはじめとする死後手続き・相続手続きのつまずきポイントについても解説します。
本記事を参考に、お早目に名義変更や解約を行っていただき、料金の支払い忘れや支払い過ぎを防いでいただければ幸いです。
公共料金の名義変更・解約手続等の死後手続き・相続手続きに関する無料相談実施中!
公共料金の名義変更・解約手続きをはじめとして、お客様にどのような手続きが必要なのかをご案内させていただくため、当事務所では無料相談を行っています。
このような豊富な相談経験を活かし、お客様に必要な手続きと最適なサポートを提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
当事務所では、身近な人が亡くなった後に必要な死後手続き・相続手続きに関して、数多くのご相談とご依頼を受けています。
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0120-546-069
身近な人の死亡後に必要な公共料金の手続きとは
電気・ガス・水道等の公共料金の契約者が亡くなった場合、そのままにしておくと少なくとも基本料金はかかり続けます。
もし、亡くなった方が一人暮らしで、そのあと誰もそこに住む予定がなければ、無駄なお金を支払うことになってしまいます。
一方、同居者の方などが引き続き利用されるときでも、口座からの引き落とし払いにしていた場合は、口座凍結により引き落としができなくなってしまいます。
つまり、公共料金の契約者が亡くなった場合に、引き続き利用する場合は新契約者への名義変更を、利用しない場合は解約を行う必要があります。
電気の名義変更・解約について
電気の名義変更・解約手続きの問い合わせ先・手続き方法・必要書類等は、電力会社によって多少異なる場合もありますが、概ね以下の通りです。
■問い合わせ先
契約している電力会社(東京電力、中部電力など)
東京電力等の従来からの大手電力会社ではなく、新電力会社(2016年の電力自由化以降に新規参入した電力会社)と契約している場合は、そちらの窓口にお問い合わせください。
■手続き方法
1.毎月の利用明細や電力会社のホームページに記載されている問い合わせ窓口に連絡して、契約者が亡くなったことを伝える。
【解約の場合】
2.解約したい旨を伝え、未清算料金についての請求書等の送付先を伝える。
3.後日請求書が送られてきたら、コンビニなどで支払いを行い、手続完了。
※ほとんどの場合、電話やインターネットのやり取りで完結すると思いますが、場合によっては書類のやり取りが必要なこともあります。
【名義変更の場合】
2.名義変更したい旨を伝え、新名義人の氏名や名義変更依頼書等の送付先を伝える。(ホームページから手続きを行える会社もあります。)
3.名義変更依頼書等が届いたら、必要事項を記入の上、郵送等で提出する。
4.利用料金の口座引き落としを希望する場合は、最寄りの金融機関に備え付けてある「口座振替依頼書」に必要事項を記入し、窓口に提出する。(窓口での手続きが不要な場合もあります。)
■必要書類
【解約の場合】
ほとんどの場合、特に書類の提出は必要ありません。
【名義変更の場合】
名義変更依頼書、口座振替依頼書など
※死亡診断書のコピーや戸籍謄本等はほとんどの場合不要ですが、場合によってはそれらの書類の提出を求められることもあります。
■注意事項
問い合わせや書類への記入の際は、契約番号(お客様番号)が必要になるので、事前に利用明細等をお手元に準備しておくか、メーター等に記載の番号を控えておきましょう。
死後手続き・相続手続き代行についてくわしくはこちら
ガスの名義変更・解約について
ガスの名義変更・解約手続きの問い合わせ先・手続き方法・必要書類等は、ガス会社によって多少異なる場合もありますが、概ね以下の通りです。
電気の場合と比べて、閉栓作業に立ち合いが必要な場合があるなど手間がかかるケースもあります。
■問い合わせ先
契約しているガス会社(東京ガス、大阪ガスなど)
東京ガス等の従来からの地域ガス会社ではなく、新ガス会社(2017年の都市ガス自由化以降に新規参入したガス会社)と契約している場合は、そちらの窓口にお問い合わせください。
■手続き方法
1.毎月の利用明細やガス会社のホームページに記載されている問い合わせ窓口に連絡して、契約者が亡くなったことを伝える。
【解約の場合】
2.解約したい旨を伝え、未清算料金についての請求書等の送付先を伝える。
3.屋内にガス機器がある場合やオートロックマンションなど、ガスの閉栓に立ち合いが必要な場合は、希望日を伝え、閉栓日を予約する。(閉栓作業の立ち合いは不要な場合もあります。)
4.予約した日になったら、担当職員が現地に来て、立ち合いの元、閉栓作業を行います。(所要時間5〜10分程度)
5.後日請求書が送られてきたら、コンビニなどで支払いを行い、手続完了。
※ほとんどの場合、電話やインターネットのやり取りで完結すると思いますが、保証金を預けているときなど、場合によっては書類のやり取りが必要なこともあります。
【名義変更の場合】
2.名義変更したい旨を伝え、新名義人の氏名や名義変更依頼書等の送付先を伝える。(ホームページから手続きを行える会社もあります。)
3.名義変更依頼書等が届いたら、必要事項を記入の上、郵送等で提出する。
4.利用料金の口座引き落としを希望する場合は、最寄りの金融機関に備え付けてある「口座振替依頼書」に必要事項を記入し、窓口に提出する。(窓口での手続きが不要な場合もあります。)
■必要書類
【解約の場合】
契約しているのが都市ガスであれば、ほとんどの場合、特に書類の提出は必要ありません。
プロパンガス契約などで保証金を預けている場合は、返金口座指定のための書類等が必要になります。
【名義変更の場合】
名義変更依頼書、口座振替依頼書など
※死亡診断書のコピーや戸籍謄本等はほとんどの場合不要ですが、場合によってはそれらの書類の提出を求められることもあります。
■注意事項
・問い合わせや書類への記入の際は、契約番号(お客様番号)が必要になるので、事前に利用明細等をお手元に準備しておくか、メーター等に記載の番号を控えておきましょう。
・プロパンガス(LPガス)契約では契約時に保証金を預けていることが多く、解約時に未払のガス代を差し引いた残額が返金されます。保証金がある場合は忘れずに返金手続きを行いましょう。
・返金された保証金は相続財産として、遺産分割や相続税の課税の対象となるので、申告やほかの相続人への説明を忘れずに行いましょう。
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水道の名義変更・解約について
水道の名義変更・解約手続きの問い合わせ先・手続き方法・必要書類等は、自治体によって多少異なる場合もありますが、概ね以下の通りです。
■問い合わせ先
各自治体の水道局
水道は電気やガスと異なり、自由化はされていないので、問い合わせ先は必ず各自治体の運営している水道局になります。
■手続き方法
1.利用明細や水道局のホームページに記載されている問い合わせ窓口に連絡して、契約者が亡くなったことを伝える。
【解約の場合】
2.解約したい旨を伝え、未清算料金についての請求書等の送付先を伝える。
3.後日請求書が送られてきたら、コンビニなどで支払いを行い、手続完了。
※ほとんどの場合、電話やインターネットのやり取りで完結すると思いますが、場合によっては書類のやり取りが必要なこともあります。
【名義変更の場合】
2.名義変更したい旨を伝え、新名義人の氏名や名義変更依頼書等の送付先を伝える。(ホームページから手続きを行える自治体もあります。)
3.名義変更依頼書等が届いたら、必要事項を記入の上、郵送等で提出する。
4.利用料金の口座引き落としを希望する場合は、最寄りの金融機関に備え付けてある「口座振替依頼書」に必要事項を記入し、窓口に提出する。(窓口での手続きが不要な場合もあります。)
■必要書類
【解約の場合】
ほとんどの場合、特に書類の提出は必要ありません。
【名義変更の場合】
名義変更依頼書、口座振替依頼書など
※死亡診断書のコピーや戸籍謄本等はほとんどの場合不要ですが、場合によってはそれらの書類の提出を求められることもあります。
■注意事項
問い合わせや書類への記入の際は、水道番号(お客様番号)が必要になるので、事前に利用明細等をお手元に準備しておくか、メーター等に記載の番号を控えておきましょう。
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公共料金の名義変更・解約手続等その他の死後手続き・相続手続きのつまずきポイント
ほとんどの人にとって死後手続き・相続手続きを行うのは初めての経験でしょうから、思わぬところでつまづいてしまうことがあります。
そこでここでは、公共料金の名義変更・解約手続きをはじめとする死後手続き・相続手続きを自分で行う場合につまずきやすいポイントについて解説します。
ご自身で手続きを行うか悩まれている方は参考にされてください。
また、これを読んで自分には難しそうだな・・・と感じられた方はお早めに専門家に相談することをおすすめします。
死後手続き・相続手続きのつまずきポイントについて
死後手続き・相続手続きを、ご自身で行う場合多くの方がつまずくポイントとしては、主に以下の3つが挙げられます。
1
せっかく時間を作って役所や金融機関に行ったのに、混んでいて長時間待たされた・手続きができなかった。
相続手続きについては、担当者が決まっていることが多いため、窓口が混んでいる場合、1時間や2時間待たされることも珍しくありません。
仕事の合間を縫って窓口に行ったのに、待たされた挙句、結局時間切れで手続きができなかった…という事もあるかもしれません
また、法務局や金融機関によっては、事前に予約をしないと相談や書類の提出を受け付けてくれない所もあります。
そのことを知らずに窓口に行ってしまい、せっかく仕事を休んだのに無駄足になってしまった…という話もよく聞きます。
特に最近は相続手続きについては原則として事前予約が必要としている所が増えており、長時間待たされたり、予約を取れるのがかなり先の日付になってしまうことが多いようです。
2
役所や法務局に相談しても専門用語で説明されてよくわからない。
死後手続き・相続手続きについて確認するために、役所や法務局、金融機関等に相談したが、聞きなれない専門用語をたくさん使って説明されたため、結局よくわからなかったという話もよく聞きます。
例えば、相続手続きでは“被相続人”、“相続人”という用語が頻出しますが、どっちがどっちかわからなくなる方もいらっしゃいます。
また、必要書類の中でも戸籍は種類が多く、作成された時期等によって正式名称が異なる上、手続き先によっては通称で説明されることもあるため、混乱してしまう方も多いです。
また、説明する能力や理解する能力は人それぞれなので、人によっては説明の仕方や対応について不満を抱くこともあるかもしれません。
3
手続きの分担をめぐって不公平感が生じてしまう。特定の方に手続きの負担が偏ってしまう。
相続人の方が複数いる場合、死後手続き・相続手続きを行うにあたって、公平に分担することができればいいのですが、実際には仕事の忙しさや、居住地の関係などの事情から特定の方に負担が偏ってしまいがちです。
また、代表者の方が主に書類の手配や手続先とのやり取りを行うケースも多いのですが、財産は等分なのに自分ばかり負担が大きいということで、不満がたまり、手続き後もわだかまりが残ってしまうことがあります。
特定の方への負担の偏り、手続きの分担をめぐる不公平感は、見落とされがちですが重要なつまずきポイントです。
死後手続き・相続手続き代行についてくわしくはこちら
死後手続き・相続手続きの代行を当事務所に依頼した場合
公共料金の名義変更・解約手続きをはじめとする死後手続き・相続手続きについては、上記のようなつまずきポイントがあるため、ご自身で行おうとしたものの、やっぱり専門家に依頼することにした、という方も多いです。
当事務所では、面倒な相続手続きをまるごとおまかせできる「相続まるごとおまかせプラン」をはじめとした相続代行サービスを提供しているので、公共料金の名義変更・解約手続きを含む死後手続き・相続手続き全般について代行・サポートが可能です。
公共料金の名義変更・解約手続きを含む死後手続き・相続手続きを、当事務所にご依頼いただいた場合の主なメリットは以下のとおりです。
メリット1
死後に必要な100種類以上の手続きについて正確に把握しているため、お客様にどの手続きが必要かをご案内することが可能です。お客様の方でどのような手続きが必要かを一つずつ確認する必要はありません。
メリット2
役所や金融機関、法務局とのやり取りは基本的に当事務所が行うため、お客様が連絡をしたり、窓口に行ったりする必要はありません。
メリット3
難しい法律問題や手続きの内容についても、専門用語をできるだけ使わずにわかりやすく説明させていただきます。
メリット4
各相続人への連絡・説明や、必要書類の郵送手配なども当事務所が代行するため特定の方に負担が偏ることはありません。
メリット5
年間100件以上の相続案件を担当する相続に精通した国家資格者が在籍しているため、疑問や不明点にすぐにお答えすることができます。
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公共料金の名義変更・解約手続きについてのよくある質問
ここからは公共料金の名義変更・解約手続きを含む死後手続き・相続手続きのご相談の際によく受ける質問を、Q&A形式で解説します。
相続放棄についてくわしくはこちら
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公共料金の名義変更・解約手続きで困ったら専門家に相談しましょう!
親や配偶者など、身近な人を失った後のご遺族の悲しみは計り知れないものでしょう。
しかし人が亡くなれば悲しむ暇もなく諸々の手続きが必要になります。公共料金の名義変更・解約手続きはそんな手続きの一つです。
相続をめぐる事情は人によって千差万別であり、必要な手続きはそれぞれに異なります。また、手続きを難しいと感じるかも人それぞれです。
公共料金の名義変更・解約手続きを含む死後に必要な手続き、特に専門的知識が必要な相続手続きについて、ご自身で行うのが難しいと感じている方、自分にどんな手続きが必要かわからないという方は、お早めに死後手続き・相続手続き全般に詳しい専門家へ相談することをおすすめします。
公共料金の名義変更・解約手続きを含む死後に必要な手続きについてのご相談は当事務所で承ります。ご依頼をご検討中の方のご相談は無料です。
※記事の内容や相続手続の方法、法的判断が必要な事項に関するご質問については、慎重な判断が必要なため、お問い合わせのお電話やメールではお答えできない場合がございます。専門家のサポートが必要な方は無料相談をご予約下さい。
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